【人気沸騰】モロッカンラグの世界へようこそ
モロッカンスタイルは最近のインテリア愛好者の中で大注目です。日本でも一部の知る人ぞ知る存在だった「モロッコラグ」は、最近世界中で大ヒットしています。
その理由は、デザイン性抜群でありながらも素朴な風合い。一枚加えるだけで、お部屋が一瞬でエキゾチックな空間に変身します。お部屋を一つのじゅうたんだけで十分すぎるほどのアクセントになります。
今回は、数あるモロッカンラグの中でも人気かつ定番の5選を特集します!お部屋の印象をガラリと変えたい方や、おしゃれなインテリアに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
ベニワレン(Beni Ouarain)
Beni Ouarain(ベニワレン)は、モロッコ北東部の中央アトラス山脈に住むベルベル民族が作る手織りのモロッコラグ。無染色のウール本来のベージュやブラウンを活かしたナチュラルな色合いと、ふかふかで毛足が長い特徴をもつ菱形模様が入ったシンプルかつモダンな雰囲気のラグです。モロッコラグといえばまずこのベニワレンが挙げられるほど人気です。
このラグのデザインは自然をモチーフにした模様が多いです。特にベニワレンのシンボルといっても過言ではない菱形模様は「山」を象徴し、「家庭(家とその家族)を守る」意味が込められています。さらに、「三角」は星を表し、「ジグザグ」はアトラス山脈内を流れる川を象徴しています。ですが最近ではドット柄など新しいデザインも出てきて可愛く売り切れ続出しています。
素材はアトラス山脈で収穫される高品質な天然ウールを用います。一糸ずつしっかりと織り込まれ、厚手で毛足が長くふかふかとした質感しているため、冬を乗り切るには十分な温かさです。
ボシャルウィット(Boucherouite)
ボシャルウィットはいらなくなった衣類やくずれた生地から作られた、自然環境に優しい手織りのアップサイクル絨毯です。まさにサステナブルが注目されている現代にぴったりのラグです。カラフルな色彩、綿の繊維、そしてユニークなダイヤモンド、四角や三角などの模様が特徴です。「Boucherouite(ボシャルウィット)」はアラビア語の「bu sherwit」に由来し、「端切れ、切り裂かれた服」を意味します。
最近まではベルベル民族の家庭内でしか見られない秘密の芸術でしたが、今日ではカラフルでユニークな美しさをもつこのラグはスタイリッシュ、洗練されたモダンな部屋、ボヘミアンスタイルにマッチし、国際的にも成功を収めています。
Zanafi(ザナフィ)
ここ数年頭角を現してきているトライバルラグのZanafi(ザナフィラグ)はモロッコのアトラス山脈の山岳地帯で生産される手織の平織りラグです。平織りですが、目が詰まってしっかりと織り込まれています。そのため、薄っぺらい印象はなく、ずっしりと重みがあります。
カラーはブラック、ホワイトやブラウン、グレー等モノトーンを色調にしたものが多く、幾何学的模様が施されているのが特徴です。
ザナフィラグはモダンな雰囲気のお部屋に最適です。色味が控えめなので、日本のインテリアにも自然に馴染むデザインです。ザナフィを敷いてお部屋をさらに洗練された雰囲気を演出してみてはいかがでしょう。
Azilal(アジラル)
モロッコ中部のアジラルという地域に住むベルベル民族によるラグです。ナチュラルなアイボリーベースの上質なウールを使うことが特徴です。ラグ自体は織り目がそこまで詰まっていないので通気性があり一年を通して使いやすいです。ラグのデザインは大胆な幾何学的な部族のデザインでランダムな色の組み合わせを使用して対称性のない抽象的なデザインが多いです。
モロッコ中部のアジラル地域に住むベルベル民族によるラグは、高品質なナチュラルなアイボリーベースのウールを特徴としています。Azilalラグは通気性があり、一年中快適にご使用いただけます。
Boujaad(ブジャド)
最後に紹介するブジャドラグはモロッコのブジャド地方で織られたラグです。
伝統的なブジャドラグは柔らかく高品質のウールで手織りされています。赤、オレンジ、ピンクなどカラフルで鮮やかな色彩が特徴です。一方ヴィンテージのブジャドラグはきれいな洗練されたパステルトーンであることが多いです。デザインは複雑な幾何学的なダイヤモンドや四角形、職人たちの気まぐれに合わせたユニークな形が特徴です。
生きた芸術とも表現されるブジャドラグ。エキゾチックな芸術の一片で、あなたの部屋にエレガンスな雰囲気にしてみませんか。当店ではラグの取り扱いはありませんがブジャドラグから作ったヴィンテージのプフが現在(2024年1月16日時点)お買い求め可能です。
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