おもわずシェアしたくなるベニワレンの魅力

ベニワレンを使った部屋

モロッコ生まれのベニワレン

Beni Ouarain(ベニワレン)は、モロッコ北東部の中央アトラス山脈に住むベルベル民族が作る手織りのモロッコラグ。無染色のウール本来のベージュやブラウンを活かしたナチュラルな色合いと、ふかふかで毛足が長い特徴をもつ菱形模様が入ったシンプルかつモダンな雰囲気のラグです。

極寒を乗り越る寝具、時には花嫁道具として

ベニワレンはもともと、アトラス山脈で遊牧生活を営むベルベル民族にとって欠かせないじゅうたんで、主に寒い季節の寝具として使用されていました。

えっ!アフリカって寒いの!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はアトラス山脈はアフリカの中でも最も寒い地域として知られています。ベニワレンラグは一糸ずつしっかりと織り込まれ、厚手で毛足が長くふかふかとした質感しているため、アトラス山脈の厳しい冬の寒さをしのぐには十分な温かさを発揮します。

また、ベニワレンは花嫁の特別なアイテムとしても愛されていました。結婚が決まると、染色されていない柔らかくて高品質な子羊の毛を厳選し、婚約から数か月の間、一つ一つ手作業で織り上げる伝統がありました。その美しい織物は花嫁道具として、結婚式に向けて特別に仕上げられ、婚家に持って行かれると言われています。

このモロッコラグは、自然をモチーフにしたデザインが多く、特に人気のある菱形のパターンは「山」を象徴し、「家庭(家とその家族)を守る」という意味が込められています。さらに、「三角」は星を表し、「ジグザグ」はアトラス山脈内を流れる川を象徴しています。

全てのベニワレンラグは、今でもベルベル民族の女性たちによって手織りされます。アトラス山脈で収穫される高品質な天然ウールを用い、一糸ずつ時間をかけてしっかりと織り込まれるこのじゅうたんは冬は暖かく、夏場はその吸湿性から涼しさをもたらしてくれ、一年中使用できる逸品です。

ホワイトジャイアントとも表現される大きなベニワレンは欧米ではとても人気でインスタグラムやPinterestでみててついつい欲しくなってしまいます。

でもちょっと慎重になってください!日本の部屋のサイズって土地が広い欧米とは比べてコンパクトで小さいことが多いんです。ベニワレンは、とてもシンプルなデザインでお部屋に合わせやすいのは確かなのですが、部屋のサイズに対してとても大きなベニワレンを敷くとお部屋を逆に圧迫してしまうこともあります。

ということもあり、Tigmi Decorでは主に小さめから中くらいのベニワレンを中心に取り扱っています。おおきなサイズのベニワレンラグは品質にもよりますが20万円から30万円、時にはそれ以上と値段がとっても高くて、手が出せない…という人も多いですが、小さめのベニワレンなら、もっと値段もお手ごろでしかもお部屋のちょっとしたアクセントや、お気に入りのスペースに手軽に取り入れることができます。

コンパクトなベニワレンラグは、寝室のベッドの足元やサイドに置くだけでアクセントになり、空間に温かみをプラスできます。

頻繁に出入りするベッドの側面にラグを敷くことで毎朝乗り降りするたびに足元のふかふかを楽しむことができます。

ソファーや椅子の前にインテリアのアクセントとしてもおすすめです。

毛足の長いベニワレンは、玄関マットとしてもおすすめです。毛足が長くて分厚いベニワレンは感触がとても気持ちよくて個人的には◎です!

そのほか、6-8畳のワンルームの主役として、また、ドレッサーの前や、鏡の前でお使いいただくこともおすすめです。

ベニワレンラグひとつで、あなたのお部屋は一気におしゃれな空間へと変貌します。おうちで過ごす時間がより特別なものになるあなただけのベニワレンを手に入れてみませんか?

小さなものから始められるベニワレンラグは、どんな空間にもすんなり馴染みます。その存在だけで、お部屋の雰囲気が変わり、モロッコの魅力を感じることができます。Tigmi Decorで取り扱っているベニワレンは、お手ごろ価格でありながら、高級感とスタイリッシュさを兼ね備えています。

まずは小さなサイズから一枚取り入れてみませんか?おうち時間がより心地よくなること間違いなしです。ぜひ一度お試しください。

共有:

おもわずシェアしたくなるベニワレンの魅力” への1件のコメント

コメントは受け付けていません。